断層名 | 三尾断層(概説) | みおだんそう |
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場所 | - | |
概要 | 高山市国府町瓜巣(うりす)付近から瓜巣川中流域の山間部を経て、清見(きよみ)町三尾、国道158号の通る小鳥峠(おどりとうげ;標高1,002m)付近まで東北東~西南西方向に延び、そこから北東~南西方向に向きを変えて滝ヶ洞山(標高1,249m)の南側を通り、小鳥川上流の清見町隣野(となりの)付近まで全長17~18kmにわたり延びる活断層である。各所で河谷や尾根の右ずれ屈曲を示し、とりわけ東部にあたる瓜巣~三尾の区間や西部にあたる滝ヶ洞山の東~南部では顕著な尾根や河谷の右ずれ地形が認められる。 | |
ジオ点描 | 飛騨古川付近から旧荘川村へかけての地域に分布する「国府(こくふ)断層帯」と呼ばれる断層群のうち、規模や活動度において中心をなすと考えられる牧ヶ洞(まきがほら)断層と夏厩(なつまや)断層に挟まれて、それらと並走する断層である。断層群の中では規模がやや小さいようであるが、最近の若い地層の分布域をほとんど通っていないために活動履歴や活動度はくわかっていない。 | |
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写真 | 高山市国府町瓜巣において三尾断層に沿って形成された谷地形(写真奥の西方へ向かって断層が延びる) (撮影:棚瀬充史) |
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