さぼう遊学館
養老山地の羽根谷にある巨石積み堰堤を中心とした「羽根谷だんだん公園」にある施設で、羽根谷周辺の自然と砂防施設を材料に、土石流実験装置や映像学習などを通して楽しく遊びながら理解していけるように工夫されている。大地が引き起こす土砂災害とそれに対する防災(砂防)というテーマでの施設はユニークな存在であり、岐阜県内での同種の施設には高山市奥飛騨温泉郷中尾に奥飛騨さぼう塾(神通砂防資料館)がある。
焼岳火山群
飛騨山脈の南部にあって、焼岳火山を主峰とする複数の火山体の集まりであり、乗鞍火山帯の中で最近1万年間では最も活発な活動を続けている。形成時期により約12万~7万年前の旧期焼岳火山群と約3万年前以降の新期焼岳火山群に大別され、前者には岩坪山・大棚火山、割谷山火山が、後者には白谷山火山、アカンダナ火山、焼岳火山がそれぞれ該当する。全体に斜長石と角閃石の斑晶が目立つ安山岩質~デイサイト質の溶岩ドーム、厚い溶岩流、泥流堆積物、火砕流堆積物からなり、火砕流堆積物はすべて溶岩ドームの破壊によってできたblock and ash flow堆積物であり、激しい爆発的な噴火活動をほとんど行なっていない。
地質年代