施設名 | 奥飛騨さぼう塾 | おくひださぼうじゅく |
地図 | 地図を見る | |
場所 | 高山市奥飛騨温泉郷中尾2-34 | |
電話 | 0578-89-2133 | |
HP | http://www.hrr.mlit.go.jp/jintsu/sabodb/jyuku/jyuku.html | |
管理者 | 国土交通省北陸地方整備局神通川水系砂防事務所 | |
開館年月 | 1984(昭59)年 | |
施設概要 | 山地や河川などにおいて土砂の崩壊や流出を制御して土砂災害を防止する手段やその事業を総称して「砂防=SABO」といい、これは日本発の世界共通の用語でもある。1984(昭59)年に神通川水系の高原川上流地域における土砂災害と砂防の歴史を紹介する施設として「神通砂防資料館」が開館し、これを発展させて、情報誌の発行や小中学校での「総合的な学習の時間」での利用、近隣の砂防施設を野外活動のフィールドとして活用するなど、新たな学習の場としての役割を果たすことを目的に開設された施設である。砂防の役割やしくみ、砂防事業で実際に使われていた道具や資料などが展示・紹介されており、奥飛騨地域における土砂災害と砂防の状況が理解されるようになっている。こうした施設が設けられている背景には、樹木が育たない標高3,000mを超す飛騨山脈地域あるいは繰り返しの噴火で積み重なって堆積した焼岳火山群の分布域といった大地が崩れやすい厳しい環境がある。岐阜県内においてこれと同種の施設として海津市のさぼう遊学館がある。 | |
ジオ点描 | 大地から直接もたらされる災害が土砂災害であり、日本では山地部の占める割合が多く、集中的に降雨がもたらされる季節もあることでどこでも普遍的に起こる災害となっている。その中でも大地が急激に隆起している飛騨山脈では、削剥が激しいために土砂の流出がいつも起こり、恒常的な砂防事業が求められる地帯になっている。そのための施策にあわせて普及活動も重要な役割となっている。 | |
出版物 | ||
写真 | 奥飛騨さぼう塾の外観 (撮影:小井土由光) |
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写真 | 準備中 |