施設名 飛騨天文台 ひだてんもんだい
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場所 高山市上宝町蔵柱 大雨見山(おおあまみやま)山頂
電話 0578-86-2311
HP https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/
管理者 京都大学大学院理学研究科
開館年月 1968(昭43)年11月
施設概要    京都市内にあった附属花山(かざん)天文台での精密な天体観測が施設周辺の都市化により困難になってきたことを受けて、岐阜県北部にある大雨見山(標高1,336m)の山頂付近に代替えの新たな附属天文台の主力観測施設として設置された。厳しい自然環境下にあるが、非常に優れた天体観測環境にあることで、太陽面の三次元磁場を測定できるSolar Magnetic Activity Research Telescope (SMART:太陽磁場活動望遠鏡)・DST(ドームレス太陽望遠鏡)・65cm屈折望遠鏡・60cm反射望遠鏡などの観測施設によりおもに光学太陽系観測で多くの成果が挙げられている。天体観測環境への悪影響を避けるために許可がないと施設周辺への入山ができないが、施設の一般公開がおもに夏季に行われている。また、SMARTの太陽画像はリアルタイムで加工されてWeb上で誰もがモニターできるようになっている。
ジオ点描 【天文台関係に共通】 ジオは大地あるいは地下、さらには地球を意味する言葉であるから、地球外の天文現象についてはジオの枠からはずれてしまう。とはいえジオに関する内容が中心にある地学分野の中に天文分野も含まれている実情もあり、さらには天文分野の役割として地球を知ることも挙げられることから、天文分野を大地から見上げたジオとして扱うことには意味があるように思える。
出版物
  • 京都大学大学院理学研究科附属天文台年次報告
  • 写真 大雨見山の山頂付近に設置されている飛騨天文台の施設建物
    (撮影:中田裕一)
    写真 準備中





    地質年代