鉱山名 | 六厩鉱山 | むまやこうざん |
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所在地 | 高山市荘川町六厩 | |
対象資源 | 金 | (廃鉱) |
概要 | 高山市荘川町六厩の集落から六厩川沿いに5kmほど下流にある大蓑谷(おおみのだに)との合流点付近は「千軒平」と呼ばれ、1,000軒も並ぶ鉱山集落があったところとされており、その周辺の六厩川沿いおよび支谷沿いにいくつかの坑口があった。庄川火山-深成複合岩体を構成する落部川文象斑岩にともなわれる小規模な熱水鉱脈鉱床を稼行対象とした鉱山で、金鉱山としてはおもに江戸時代初期に稼行したが、中期以降は休止していたようである。ただし、1585(天正15)年の天正地震で起きたとされる帰雲山の大崩壊で埋没したとされる帰雲城にまつわる黄金がこの金鉱山と無縁でないとすれば、この鉱山の掘削はその時代までさかのぼることになる。現在も旧坑口付近の谷沿いで砂金として採取できる。 | |
ジオ点描 | 地殻における金の平均含有量は0.0015ppmとされる。それらがマグマからもたらされた熱水に含まれて地表付近へ運ばれ、それが地下の岩盤の割れ目を通る際におもに石英とともに沈殿して金を含んだ石英脈として熱水鉱脈鉱床を作る。これらが風化・流出して自然金が河川などに堆積した漂砂鉱床として砂金が採掘される。ちなみに鉱山採掘おける金の最低品位は0.2ppm程度とされている。 | |
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六厩鉱山の坑口跡 (撮影:中田裕一) |
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「千軒平」と呼ばれた六厩鉱山の採掘で栄えた集落の跡地 (撮影:中田裕一) |