温泉名 | 三田洞神仏温泉/長良川温泉 | みたほらしんぶつおんせん/ながらがわおんせん |
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所在地 | 岐阜市三田洞222/岐阜市長良・湊町 | |
源泉最高温度 | 16.3℃(平20) | |
泉質 | 単純炭酸鉄泉 | |
pH | 6.5 | |
概要 | 1959(昭34)年に岐阜市三田洞において簡易水道工事のボーリング掘削中に湧出し、岐阜市がこれを活用して保養施設として建設したもので、現在は指定管理者により運用されている。“神仏温泉”は近隣にある三田洞弘法 (法華寺)と白山神社に因んだ名称であり、美濃帯堆積岩類中に湧出する含鉄泉である。もともとは無色透明の冷水であるが、空気に触れると赤褐色に変化するため含鉄泉独特の濁り湯となる。これと同じ含鉄泉は飛騨古川の市街地中心部にある古川温泉においても湧出しているが、いずれにおいても含鉄泉が湧出する理由は正確にはわかっていない。なお、長良川鵜飼を中心とする観光地となっている長良川河畔にあるホテル・旅館は「長良川温泉」として知られるが、温泉が河畔に湧出しているわけではなく、1968(昭43)年に三田洞神仏温泉を源泉として引湯されて利用されているものである。 | |
ジオ点描 | 発端は水道工事であり、そこで湧き出した“温泉”が保養施設を生み出し、さらにそこから引湯されて温泉観光地まで作り出していることになる。温泉が生み出した魔術のような印象を受けるが、冷静にみると観光の裏方として地下水が巧みに利用されただけのことである。とはいえただの地下水ではなく、鉄分を余分に含んでいることで色が着いてしまったという付加価値がともなわれたようである。 | |
写真 | 岐阜市三田洞にある三田洞神仏温泉 (撮影:小井土由光) |
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写真 | 準備中 |