| 対象物 | 飛騨大鍾乳洞 | ひだだいしょうにゅうどう |
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| 場所 | 高山市丹生川町日面(ひおも) | |
| 概要 | 岐阜県内にあるほかの鍾乳洞と同様に美濃帯堆積岩類の石灰岩内部に作られた鍾乳洞であり、1965(昭40)年に発見され、観光洞としては日本一高い標高約900mにある。観光洞部分だけで約800mあり、未開発洞部分で約1,000mあるとされている。その中には当時のサンゴ礁に生息していた生物であるウミユリやフズリナの化石が多く含まれ、天井からツララのように垂れ下がる鍾乳石やその直下の床上にタケノコ状に生長する石筍も普通に見られる。また、国内でも数少ない、ねじれて垂れた“ヘリクタイト”と呼ばれる鍾乳石が多数見られることで知られており、これは洞窟内の天井や壁からの浸透水がしぼり出されるようにして側方に伸長することで曲がりくねって成長したものである。 | |
| ジオ点描 | 【美山鍾乳洞と共通】 石灰岩の岩体があればどこでも鍾乳洞が形成されてもよさそうであるが、石灰岩を溶かす地下水が必要であり、しかもそれが長期間にわたり定常的に確保されていなければ地下に空洞は形成されない。そうした条件下で空洞が作れられた後に、その内部にさらに長時間をかけて鍾乳石などの“室内装飾”が施されることで初めて見ごたえのある景観が作られるようになる。 | |
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丹生川町日向にある飛騨大鍾乳洞の入口へ向かう通路 (撮影:小井土由光) |
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飛騨大鍾乳洞の入口(ガラス戸がついている) (撮影:小井土由光) |