対象物 | 笹又の石灰質角礫巨岩 | ささまたのせっかいしつかくれききょがん |
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場所 | 揖斐川町春日笹又 | |
指定者 | 岐阜県 | |
指定年月日 | 1977(昭52)年11月18日 | |
概要 | 揖斐川町春日の『さざれ石公園』にある、横5.6m、幅2.7m、重さ約50㌧の“さざれ石”と呼ばれる巨大な岩塊が指定されている。この地域は美濃帯堆積岩類を構成する石灰岩からなる伊吹山の東斜面にあたり、この斜面を崩れ落ちてきたいろいろな大きさの石灰岩の岩屑が積み重なり、雨水に溶かされた石灰分を再び沈着させてセメントの役割をして岩屑をくっつけ、石灰岩の岩屑だけからなる石灰質角礫岩が形成された。この地域にはそうした角礫岩がさまざまな大きさで転がっている。 | |
ジオ点描 | 「さざれ石」と呼ばれる岩塊は全国にあり、いずれも角礫岩であるが、含まれる角礫が石灰岩だけとは限らないようである。それでも角礫をくっつけている材料が石灰分からなる沈着物である例が多く、石灰岩を背景として形成されているようである。石灰岩は炭酸カルシウム(CaCO₃)というきわめて単純な組成だけからなる岩石であり、時間を“千代に八千代に”戻せば元は生物である。 | |
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揖斐川町春日川合のさざれ石公園にある“さざれ石” (撮影:小井土由光) |
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揖斐川町春日川合における石灰質角礫岩 (撮影:小井土由光) |