地名 | 五色ヶ原 | ごしきがはら |
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場所 | 高山市丹生川町日面1147(ツアーセンター) | |
指定等 | - | |
概要 | 乗鞍岳(標高3,026m)の北西山麓において乗鞍火山を構成する噴出物が標高1,300~1,600mの台地をつくって高原状に広がっている地域である。その中に溶岩流などの噴出物に関わって形成されている布引の滝・青垂(あおだれ)滝・御越(みこし)滝といった瀑布や、火山噴出物の境界部やその基盤にある美濃帯堆積岩類との境界部にあたる位置に分布する雄池・雌池・澄池などの湖沼が数多くみられ、高原一帯にほとんど手つかずの状態で豊かな自然が残されている。認定ガイド同行での2コースに限っての入山許可や入山者の人数制限など、生態系維持や自然保護をかなり意識したシステムで運用されている景勝地である。 | |
ジオ点描 | 1回の噴火活動だけで形成された火山体を“単成火山”といい、休止期をはさんで噴火活動が繰り返されて形成された火山体を“複成火山”という。ほとんどの火山体は複成火山であり、頂上に火口をもつ円錐形といった単純な形態の火山体であっても単成火山ということはほとんどない。それだけ火山体は複雑な形成過程を経て作られ、さまざまな顔つきをもつ地質体であることを意味している。 | |
文献 |
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写真 | 五色ヶ原内にある布引の滝 (撮影:清水辰弥) |
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写真 | 準備中 |