地名 | 多良峡 | たらきょう |
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場所 | 大垣市上石津(かみいしづ)町下多良~一之瀬 | |
指定等 | 揖斐関ヶ原養老国定公園/飛騨・美濃紅葉33選 | |
概要 | 鈴鹿山脈から濃尾平野へ向かって流れ出る牧田川が上石津町下多良より下流の2.5kmほどの区間に作っている峡谷である。峡谷部は養老山地の北西麓にあたる地域であり、チャートや泥岩などからなる美濃帯堆積岩類を削剥している。国道365号はもともとは峡谷部において牧田川の流路に沿って通っていたが、現在はそこを直線状にショートカットするように2km近くの長大な「上石津トンネル」として貫いている。紅葉の名所として知られ、「多良峡森林公園」として整備されている。 | |
ジオ点描 | 何らかの地質素材が景勝地を作っていることは間違いないが、岩盤が露出している光景が広がっていても、とりたてて地質素材による景観として取り上げるほどにはならないことが多い。実際には紅葉のような植生が作り出す景観に注目されるなど、眺める方にも地質という視点はほとんどない。残念ながらジオと関連付けて鑑賞するような機会はやはりマニアックな見方になってしまうようである。 | |
文献 |
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写真 | 上石津町下多良にある多良峡の景観 (撮影:小井土由光) |
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写真 | 準備中 |