地名 | みたけの森 | みたけのもり |
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場所 | 御嵩町中2777-1 | |
指定等 | 県生活環境保全林 | |
概要 | 御嵩町南部の約70haにわたる山林の中に多くの散策道が作られた公園で、2つの湿原がある。春はツツジやヤマザクラ、夏はササユリや花ショウブ、秋は紅葉と、四季折々の草花がみられ、サギソウの群生で知られ、多くの人に親しまれている。この公園がある可児川以南の山地には瑞浪層群の平牧累層が広く分布しているが、公園のあるところだけにそれとはまったく異質な花崗斑岩がその基盤岩として比較的広く露出している。花崗斑岩は瑞浪層群に比べて堅硬で水を通しにくく、それがこの場所に湿原を形成している原因になっている可能性がある。 | |
ジオ点描 | 【黒の田東湿原と共通】 湿原にもたらされた水がどこからも地下に漏れることなく溜まり続けたとすると河川として溢れていく。湿原において水の供給量に対して河川水も含む漏水量が釣り合っていれば、ほぼ一定の水位が保たれていくはずである。そこが水を通しにくい堅硬な地質環境であっても、流れ出る河川が明確に確認できない場合には何らかの形で地下への漏水があると考えざるを得なくなる。 | |
文献 |
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写真 | 御嵩町中にあるみたけの森湿原 (撮影:鹿野勘次) |
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写真 | 準備中 |