施設名 | 鷲見橋 | わしみばし |
地図 | 地図を見る | |
場所 | 郡上市高鷲町鷲見 | |
形式 | - | |
規模 | 全長436m | |
設置者 | (株)中日本高速道路 | |
完成年 | 1999(平11)年 | |
概要 | 東海北陸自動車道は、白鳥ICから北ではひるがの高原SA付近まで上野(うわの)高原などの平坦な地形を利用して通っており、その中を鷲見川が100mほどの深さで削り込んだ谷を形成して西流している。この谷を自動車道が跨ぐ位置に緩やかなカーブを描いて3本の橋脚で支えられた橋梁である。3本の橋脚のうち最も高い118mの橋脚が日本一の高さであった。さらに、白鳥IC以北における自動車道の4車線化拡幅事業にともない新たに橋梁が作られ、そのうちの1本の橋脚が125mとなり、それが橋脚高日本一となって2019(令和元)年に供用開始されている。自動車道が通る緩やかな平坦面は烏帽子・鷲ヶ岳火山の西側山麓にあたり、この火山体が崩壊した岩屑からなる崖錐性堆積物が広範囲に分布しており、それらのさらに西側にもその基盤をなす白鳥流紋岩の火山岩類がやはり緩傾斜面をなして分布している。橋の上を通過しているとその高さについてはまったく実感がないが、鷲見川の河床からこれらの橋脚を見上げると細長い柱で支えられた自動車道に“心細さ”を感じざるを得なくなる。 | |
ジオ点描 | 一般に道路はなるべく平坦な場所を選んで作られるか、なるべく平坦になるように作られる。その手段としてトンネルや橋梁が敷設されており、山間部の多い岐阜県内ではその頻度は高くなる。それが高速道路などの大規模な施設になるとトンネルも長くなり、橋梁も高くなる。それらにより平坦地に近い走行が実質的に確保され、同時に最短距離の走行も追及されていることになる。 | |
写真 | 高鷲町鷲見にある鷲見橋の橋脚 (撮影:小野康雄) |
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写真 | 準備中 |