地層名 | (変)閃緑岩~(変)斑れい岩【HG1】 | (へん)せんりょくがん~ (へん)はんれいがん |
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代表地点 | 飛騨市神岡町市街地 船津橋下 | |
形成時期 | 石炭紀~三畳紀(約3億6000万~2億4000万年前) | |
概要 | 神岡町市街地にある船津橋下の高原川河床において、長さ20~30cmの角閃石巨晶が櫛の歯状に配列した斑れい岩や斑状の斑れい岩あるいは中~粗粒の閃緑岩が見られ、さらに下流の小谷付近では、同種の長柱状~斑状角閃石を含む角閃石斑れい岩や閃緑岩が伊西ミグマタイト中のブロックとして含まれる。神岡北方ではやや強い変成作用を受けて角閃岩あるいは閃緑岩質片麻岩となるが、比較的変成度の低い岩相あるいはほとんど非変成・塊状の岩相が飛騨帯各地に広く分布する。それらの多くは不均質な閃緑岩質岩で、角閃石斑れい岩~トーナル岩質岩相をともない、粗粒ピンク花崗岩の小岩脈に貫かれる。 | |
文献 |
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写真 | 飛騨市神岡町船津の船津橋(高原川河床)におけるハンレイ岩 (撮影:加納 隆) |
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写真 | 準備中 |