火山名 | 樅沢岳火山 | もみさわだけかざん |
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代表地点 | - | |
形成時期 | 更新世中期(約30~35万年前) | |
概要 | 飛騨山脈の西鎌(にしかま)尾根から樅沢岳(標高2,755m)周辺の山稜部に分布する奥飛騨火砕流堆積物がその南方で発見された水鉛谷給源火道から噴出したことが明らかにされ、この地域周辺に想定された火山体に対して命名されたものである。飛騨山脈が激しい隆起運動の場にあることで、火山体のほとんどは削剥されてしまっているが、その火道からは奥飛騨火砕流堆積物が噴出しただけではなく、広範囲に降下火砕堆積物を飛ばしており、岐阜県側では高山軽石層、長野県側では「大町テフラ(クリスタルアッシュ)」と呼ばれる。 | |
文献 |
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写真 | 双六岳よりみた樅沢岳(奥は槍-穂高連峰) (撮影:鹿野勘次) |
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写真 | 準備中 |