火山名 | 水鉛谷給源火道【OKv】 | すいえんだにきゅうげんかどう |
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代表地点 | 蒲田(がまた)川左俣谷支流の水鉛谷南方 | |
形成時期 | 更新世中期(約30~35万年前) | |
概要 | 蒲田川左俣谷支流の水鉛谷の南側において後濃飛期火成岩類の奥丸沢花崗岩の中に径約600×500mの規模で楕円形をなして尖塔状の形態をとってそびえ立つ。そこを構成する岩石はおもに多斑晶質の花崗斑岩からなり、周縁部に流紋岩質凝灰岩、デイサイト質ないし安山岩質凝灰岩などが分布し、珪長質岩と苦鉄質岩が混ざって縞模様をなす部分も認められる。火山岩類については構成鉱物の化学組成などから奥飛騨火砕流堆積物と同源の産物であることが明らかにされている。 | |
文献 |
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写真 | 奥飛騨温泉郷の蒲田川左俣谷上流の水鉛谷に露出する水鉛谷火道(左側の白色部が基盤の奥丸沢花崗岩で、それより右側が給源火道部) (撮影:棚瀬充史) |
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写真 | 準備中 |