火山名 | 継母岳火山群【VO2】 | ままははだけかざんぐん |
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代表地点 | (継母岳) | |
形成時期 | 更新世後期(約9万年前~約6万年前) | |
概要 | 新期御嶽火山の前半に活動した火山群で、莫大な量の流紋岩質軽石の噴出で始まり、それにともない古期御嶽火山の山体中央部が陥没してカルデラが形成され、そこを埋めるように標高2,900mほど、推定体積約50km³の山体が形成された。それらはおもに流紋岩質~デイサイト質の厚い溶岩や火砕流堆積物などで構成されており、現在は山頂部西側にある継母岳(標高2,867m)からその西方へ連なる県境尾根周辺に残されている。この時期に噴出した火砕物が大量に木曽川流域に供給されて形成された堆積物が木曽谷層であり、大量の軽石が含まれる砂層として中~下流域で容易に識別されている。 | |
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写真 | 継母岳 (撮影:木澤慶和) |
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写真 | 準備中 |