火山名 | 高天ヶ原・権現池火山【VN3】 | たかまがはら・ごんげんいけかざん |
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代表地点 | (高天ヶ原)(権現池) | |
形成時期 | 更新世後期(約10万年前以降) | |
概要 | 乗鞍火山のうち新期乗鞍火山として剣ヶ峰(標高3,026m)付近を中心に活動した火山体で、そのやや南東方にある高天ヶ原(標高2,829m)付近から東方と南方へ流出したやや古い時期の活動と、権現池火口付近から北西方、南方、東方へ広がって流出した最も新しい時期の活動に分けられる。前者の活動では他の火山体に比べて溶岩層以外に火砕物がやや卓越することを特徴としている。後者の活動ではおもに複数枚の安山岩質やデイサイト質の溶岩流からなり、その明瞭な表面地形が認められる。完新世に入ってからはほとんどは小規模な水蒸気爆発が繰り返されたようである。 | |
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写真 | 乗鞍千町尾根の登山道よりみた高天ヶ原 (撮影:中田裕一) |
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写真 | 準備中 |