火山名 | アカンダナ火山・一重ヶ根土石流堆積物【VY4】 | あかんだなかざん・ひとえがねどせきりゅうたいせきぶつ |
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代表地点 | 高山市奥飛騨温泉郷平湯 アカンダナ山 | |
形成時期 | 更新世後期~完新世(約2.3万~0.9万年前) | |
概要 | 焼岳火山群の最南端にあり、白谷山火山の南側に噴出し、アカンダナ山(標高2,109m)を中心として新期焼岳火山群に属する火山体であり、溶岩ドーム、溶岩、火砕岩類からなる。火山体の頂上部を含めた岐阜県側で地すべり崩壊した崖がみられる。形成時期が約1万年前とされたことで、新たに定められた活火山の仲間入りをした火山でもある。この火山に由来する噴出物が二次的に流出して白谷山(標高2,188m)西麓の白谷合流部付近から一重ヶ根付近までの平湯川(高原川)沿いに河岸段丘を作って分布する一重ヶ根土石流堆積物であり、淘汰の悪い安山岩質の亜角礫~亜円礫の岩塊や岩片と同質の基質からなる。 | |
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写真 | 平湯トンネル付近から眺めたアカンダナ火山(中央奥)と平湯温泉(山麓) (撮影:小井土由光) |
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写真 | 準備中 |