地層名 | 土岐口陶土層【ST1】 | ときぐちとうどそう |
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代表地点 | 土岐市土岐津町大洞 | |
形成時期 | 中新世後期~鮮新世 | |
概要 | 瀬戸層群の下部層を構成し、土岐市土岐津町土岐口周辺から多治見市へかけての地域に分布し、それより東方の瑞浪市・恵那市・中津川市の地域に点在して分布する。層厚は20~30mであり、粘土層を主体とする地層からなる。粘土層は、おもに石英粒を含む粘土(蛙目(がえろめ)粘土)、炭質物を含む粘土(木節(きぶし)粘土)、石英砂(珪砂)に分けられ、それらの層序や層相は場所によりかなり異なり、対比もむずかしい。これらは一辺が数~十数kmの小さい凹地に分かれて分布し、それぞれで耐火粘土鉱床として採掘されていったが、やがて枯渇することで多くの地域でそれらは廃鉱となっている。 | |
文献 |
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写真 | 多治見市山吹町に露出する土岐口陶土層 (撮影:鹿野勘次) |
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写真 | 準備中 |