地層名 | 楢峠層【NR】 | ならとうげそう |
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代表地点 | 飛騨市河合町 楢峠周辺 | |
形成時期 | 中新世前期 | |
概要 | 飛騨市河合町北西部および白川村北部の県境稜線部に飛騨帯構成岩類の飛騨変成岩類を覆って分布し、層厚300~400mで、おもに安山岩質ないしデイサイト質の溶岩からなり、同質の凝灰角礫岩をともなう。その岩相の類似性から、北陸層群の岩稲(いわいね)累層と呼ばれる地層群の仲間と考えられているが、詳細は不明である。なお、その東方にあたる飛騨市宮川町塩屋付近には、「塩屋層」と呼ばれる礫岩および凝灰岩からなる地層が限られた範囲で分布する。比較的若い時代の地層と考えられているようであるが、ここでは便宜的にここに含めて扱う。 | |
文献 |
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写真 | 河合町月ヶ瀬の月ヶ瀬谷における楢峠層の流理構造をもつデイサイト溶岩の転石 (撮影:棚瀬充史) |
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写真 | 準備中 |