地層名 | 高賀花崗岩・岩脈類【OKg】 | こうかかこうがん・がんみゃくるい |
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代表地点 | 関市板取白谷 | |
形成時期 | 古第三紀 | |
概要 | 板取川流域にあたる関市板取白谷地区からその東方へかけての地域に分布する。奥美濃酸性岩類の洞戸(ほらど)岩体(洞戸コールドロン)の西部に東西約4km×南北約2.5kmの規模で貫入し、周囲の火山岩類に強い熱変成作用を与えている。優白質の中粒黒雲母花崗岩~花崗斑岩からなり、全体として花崗斑岩相が卓越し、暗灰色の細粒捕獲岩を多量に含む。洞戸コールドロンを構成する火山岩類と密接にともなわれ、それらの給源に上昇したマグマ溜りであると考えられている。 | |
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写真 | 関市板取白谷に露出する高賀山花崗岩 (撮影:棚瀬充史) |
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写真 | 関市板取白谷に露出する高賀花崗岩中の暗色包有物 (撮影:棚瀬充史) |