地層名 | 奥丸沢花崗岩【Kg】 | おくまるさわかこうがん |
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代表地点 | 蒲田川最上流部の水鉛谷(すいえんだに)流域 | |
形成時期 | 古第三紀(約5,400万年前) | |
概要 | 高原川支流の蒲田川上流部にある奥丸山(標高2439m)周辺から県境の西蒲尾根周辺へかけて東西約2km×南北約8kmの規模で南北方向に細長い岩株状の岩体として分布する。おもに中~細粒の黒雲母花崗岩からなり、石英斑岩から粗粒花崗岩までいろいろな岩相を示す。笠ヶ岳コールドロンを構成する火山岩類に密接にともなわれ、それらと複合岩体をなす深成岩体と考えられている。 | |
文献 |
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写真 | 奥飛騨温泉郷の左俣谷上流水鉛谷において奥丸沢花崗岩を構成する粗粒黒雲母花崗岩の研磨面(弱い熱水変質作用を受けて黄色に着色) (提供:原山 智,撮影:棚瀬充史) |
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写真 | 準備中 |