地層名 | 苗木花崗岩【Gn】 | なえぎかこうがん |
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代表地点 | 中津川市福岡町木積(きつみ)沢 | |
形成時期 | 白亜紀後期(約6,700万~6,800万年前) | |
概要 | 中津川市苗木付近を中心に濃飛流紋岩分布域の南部に広く分布し、中央部においても濃飛流紋岩の地下に広く伏在して分布する。濃飛流紋岩の少なくともNOHI-5までを貫き、NOHI-3、NOHI-4およびNOHI-5と火山-深成複合岩体を形成していると考えられている。塊状で、一部斑状の細粒~粗粒黒雲母花崗岩および角閃石含有黒雲母花崗岩からなり、ウラン・トリウムなどの放射性元素を多く含み、その影響で黒~暗灰色になった石英を多く含み、脈状ないし晶洞状のペグマタイトに富むことを特徴とする。 | |
文献 |
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写真 | 中津川市蛭川における苗木花崗岩中のペグマタイト (撮影:小井土由光) |
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写真 | 恵那市笠置町毛呂窪太田における苗木花崗岩 (撮影:小井土由光) |