地層名 | 赤河火山灰流シート【N2b】 | あこうかざんばいりゅうしーと |
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代表地点 | 白川町下赤河付近 | |
形成時期 | 白亜紀後期(約8,100万年前) | |
概要 | 濃飛流紋岩においてNOHI-2の主体をなす火山灰流シートであり、濃飛流紋岩の岩体南部の白川町下赤河周辺地域から北方へ岩体南西部の黒川流域、白川流域、佐見(さみ)川流域、飛騨川流域へと約20kmにわたり分布する。層厚は500m以上である。全体に径3~5mmの粗粒な結晶片を多量に含む流紋岩質の溶結凝灰岩からなる。粗粒の石英片を多く含むこと、苦鉄質鉱物が少なく、おもに黒雲母を含むこと、長径3~5cmの本質岩片を多量に含むことなどの特徴をもつ。白川町久室(くむろ)付近では、斜長石片が多く、アルカリ長石片が少ない流紋デイサイト質の組成を示す岩相がみられる。 | |
文献 |
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写真 | 白川町赤河古田における赤河火山灰流シート(異質岩片が多く含まれている) (撮影:小井土由光) |
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