地層名 大日ヶ岳火山【VK4】 だいにちがたけかざん
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代表地点 (大日ヶ岳山頂)
形成時期 更新世中期(約103万~93万年前)
概要    長良川の最上流部域にあって、大日ヶ岳(標高1,709m)を中心に南北約8km、東西約10kmに広がる火山体であり、復元総体積は約16km³とされている。おもに比較的小規模な安山岩質の溶岩層からなることを特徴としている。山頂部付近の2ヶ所に火口跡と推定されている凹地があり、すべてそれらから噴出したと考えられている。火砕流堆積物や火山角礫岩などの火砕岩は少ない。九頭竜火山列の火山体の中では比較的若い時期に活動した火山である。
文献
  • 坂田章吉・東野外志男・山崎正男(1992)大日ヶ岳火山の地質と岩石.石川県白山自然保護センター研究報告,19号,1-20頁.
  • 写真 ひるがの高原から見た大日ヶ岳
    (撮影:藤岡比呂志)
    写真 上野高原から見た大日ヶ岳
    (撮影:小井土由光)
    九頭竜火山列
    岐阜・石川県境にある白山(標高2702m)を中心とする両白山地北部に分布する火山群のうち、鮮新世~更新世前期に形成された火山群で、北西から南東に向かって大日山火山、取立山(とりたてやま)火山、赤兎山(あかうさぎやま)火山、経ヶ岳(きょうがたけ)・法恩寺山火山、願教寺山(がんきょうじやま)・三ノ峰火山、大日ヶ岳火山、烏帽子・鷲ヶ岳火山の7つの火山体が並ぶ。これらのうち後三者が岐阜県地域に分布する。全体に安山岩質の溶岩層が卓越していることを特徴としている。これに対して、更新世中期以降に形成された火山群は白山火山列といい、南北方向に並ぶ。




    地質年代