項目 下呂発温泉博物館 げろはつおんせんはくぶつかん
関連項目 事項解説>地学関連施設>下呂発温泉博物館
地点 下呂市湯之島543-2
見学地点の位置・概要    現在はバイパズで下呂トンネルを通る国道41号は、もともとは飛騨川に近い下呂温泉街の中を抜けていた。対岸の下呂駅方面へ向かう下呂大橋より北側において、旧国道より一筋山側の道路に面して山側にある駐車場の奥に下呂発温泉博物館がある。山腹にある温泉寺のちょうど真下にあたる位置にある。
見学地点の解説    下呂発温泉博物館は、温泉について湧出の仕組み、泉質、効能などを科学的見地から紹介し、温泉の歴史的資料や温泉番付などの文化面からの温泉資料を紹介する温泉専門の博物館であり、温泉に関する書籍や学会誌なども収蔵している。
ジオの視点    この博物館は必ずしも下呂温泉だけに関わる施設ではなく、広く温泉を科学と文化の面から紹介している施設である。そもそも温泉とは、地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガスで、温度が25℃以上であるか温泉法に示されている一定の成分を含んでいるかのどちらかの条件を満たしているものを指し、大きく火山性温泉と非火山性温泉に分けられている。下呂温泉は前者に属する。
写真 下呂発温泉博物館の入口
(撮影:小井土由光)
写真 下呂発温泉博物館の建物
(撮影:小井土由光)





地質年代