施設名 中津川市鉱物博物館 なかつがわしこうぶつはくぶつかん
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場所 中津川市苗木639-15
電話 0573-67-2110
HP https://city.nakatsugawa.gifu.jp/museum/
管理者 中津川市
開館年月 1998(平10)年5月
施設概要    苗木花崗岩が広く分布する中津川市苗木地域は、滋賀県の田上(たなかみ)地域、福島県の石川地域と並んで日本三大鉱物産地として知られている。地元出身の長島乙吉・弘三親子が蒐集した標本「長島鉱物コレクション」を中津川市が寄贈を受け、それを基礎にして建設された博物館である。苗木地域から産出した鉱物と花崗岩を中心に中津川市周辺の地質をわかりやすく紹介した常設展示は見ごたえがある。企画展示、講演会、博物館教室、野外観察会などが随時開催され、鉱物の博物館としてきわめて貴重な存在となっている。
出版物
  • 写真 中津川市鉱物博物館の外観(正面ガラス張り部は水晶の形をイメージしている。)
    (撮影:小井土由光)
    写真 準備中
    苗木花崗岩
    中津川市苗木付近を中心に濃飛流紋岩の分布域の南部に広く分布し、中央部においても濃飛流紋岩の地下に広く伏在して分布する。濃飛流紋岩の少なくともNOHI-5までを貫き、NOHI-3、NOHI-4およびNOHI-5と火山-深成複合岩体を形成していると考えられている。塊状で、一部斑状の細粒~粗粒黒雲母花崗岩および角閃石含有黒雲母花崗岩からなり、放射線で黒~暗灰色になった石英を多く含み、脈状ないし晶洞状のペグマタイトに富むことを特徴とする。




    地質年代