施設名 金生山化石館 きんしょうざんかせきかん
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場所 大垣市赤坂町4527-19
電話 0584-71-0950
HP http://www2.og-bunka.or.jp/bunka/manage/kaseki.html
管理者 大垣市(指定管理施設)
開館年月 1985(昭60)年
施設概要    金生山の赤坂石灰岩から産出する化石の研究に生涯を捧げた古生物学者故熊野敏夫氏の業績を紹介し、採取された化石標本の展示・保存を目的として設立された施設である。大型二枚貝化石シカマイアをはじめとして多数の化石が展示され、金生山の自然と文化にかかわる資料の収集・整理・保存を進めている。1996(平8)年に大垣市へ寄贈された。
出版物
  • 化石館だより No.1(2011・4)~
  • 写真 金生山化石館
    (撮影:小井土由光)
    写真 準備中
    金生山
    伊吹山地の南東端にあり、美濃帯堆積岩類の石灰岩で構成されている標高217mの山である。この石灰岩は古生代ペルム紀に低緯度地方の火山島の上にできたサンゴ礁周辺の環境を表わしていると考えられている。その中からおもに巻貝や二枚貝、ウミユリ、サンゴ、フズリナ、石灰藻などの化石が数多く産出することで知られており、「日本の古生物学発祥の地」と呼ばれることがある。ここから産出した化石は南麓にある金生山化石館に多数展示されている。日本有数の石灰石の産出地であり、平野に近いという立地条件もあり、古くから石灰石や大理石の採掘が盛んに行われ、現在も複数の露天掘り鉱山が稼働している。なお、山の名称は「かなぶやま」と呼ぶのが正しいとされている。
    シカマイア
    シカマイアは、古生代ペルム紀に生息した全長1m近くにも達する巨大な二枚貝化石とされているが、その生態はよくわかっていない。この化石が美濃帯堆積岩類の石灰岩中に幅約40m、高さ約80mにわたり岩板一面に含まれている状態で露出しており、それが指定されている。化石の名称は古生物学者の故鹿間時夫博士の名にちなんで命名されている。岐阜市司町にある旧岐阜総合庁舎 (旧県庁舎)は1924(大13)年に完成した県内最古の鉄筋建築物であり、そこに大量の石材が使われており、とりわけ玄関の壁面、階段などに大垣市赤坂の金生山から産出した大理石が使われ、それらの中にシカマイアがみられる。



    地質年代