項目 | 羅漢岩 | らかんいわ |
関連項目 | 事項解説>景勝地・景観>渓谷・瀑布>中山七里 | |
地点 | 下呂市久野川 | |
見学地点の位置・概要 | 中山七里の渓谷において、国道41号の久野川口付近から飛騨川の対岸を見上げる位置にある岩山が羅漢岩であり、国道脇に解説板がある。 | |
見学地点の解説 | 丸みを帯びたいくつもの巨岩が松林の間から顔を覗かせて分布している。十八羅漢が天から降りてきたようだと評して明治時代の末に命名された景勝地であり、中山七里の中でも水墨画的な風景といわれている。構成する岩石は釜ヶ渕と同じNOHI-3に属する金山火山灰流シートである。 | |
ジオの視点 | まったく同じ岩石で構成されていても、常に河川の水流にさらされている河床(釜ヶ渕)と雨水の影響を受けるだけの山腹(羅漢岩)では見かけの様相はまったく異なる。表面につく植物の影響、岩石の風化の程度などいろいろな要素が見た目の違いを生んでいることになり、それらを考慮して眺めることも必要である。 | |
写真 | ![]() |
羅漢岩の景観(手前はJR高山線の久野川鉄橋) (撮影:小井土由光) |
写真 | ![]() |
羅漢岩の景観 (撮影:小井土由光) |